2024年10月書店売上 - 2024.11.01
宗教文化は誰のものか
大本弾圧事件と戦後日本
信仰の “内か外か” を越えて ——。
最大の宗教弾圧事件の記憶は戦後、いかに読み直され、何を生み出してきたのか。
教団による平和運動を導くとともに、アカデミアにおける「民衆宗教」像の核ともなった「邪宗門」言説の現代史から、多様な主体が交差する新たな宗教文化の捉え方を提示。
最大の宗教弾圧事件の記憶は戦後、いかに読み直され、何を生み出してきたのか。
教団による平和運動を導くとともに、アカデミアにおける「民衆宗教」像の核ともなった「邪宗門」言説の現代史から、多様な主体が交差する新たな宗教文化の捉え方を提示。
序章 大本弾圧事件の戦後
第1章 戦後大本と「いまを積み込んだ過去」 —— 前進と捻じれの平和運動
第2章 〈事件〉をめぐる対話
第3章 宗教文化は誰のものか
第4章 “民衆” の原像 —— 出口榮二と安丸良夫
第5章 “民衆宗教” の物語の起源 —— 教祖をめぐる欲望の系譜学
第6章 反倫理的協働の可能性 —— 高橋和巳『邪宗門』を読む
終章 批判的宗教文化への視角
第1章 戦後大本と「いまを積み込んだ過去」 —— 前進と捻じれの平和運動
第2章 〈事件〉をめぐる対話
第3章 宗教文化は誰のものか
第4章 “民衆” の原像 —— 出口榮二と安丸良夫
第5章 “民衆宗教” の物語の起源 —— 教祖をめぐる欲望の系譜学
第6章 反倫理的協働の可能性 —— 高橋和巳『邪宗門』を読む
終章 批判的宗教文化への視角