法藏館書店ニュース - 2024.09.26
無門関に学ぶ
主人公となる生き方
悟りに至る道の手がかりとして禅宗で極めて重要視されるこの名著を、
臨済宗円覚寺派管長・横田南嶺氏に優しく紐(ひも)解(と)いていただきました。
氏が小学生の時、人生で初めて聞いた禅の語録の提唱が『無門関』であり、
修行僧を指導する立場になって初めに講義をしたのもやはり『無門関』であったといいます。
氏にとって思い入れの深いこの『無門関』の48則の中から、14則を抜粋して解説。
令和3年に開催した連続講座を書籍化したものであるため、語り口調で
平易に心に響いてくるのも魅力の一つ。
「無」に向き合うとは、自己に向き合うこと――。
約800年学び継がれる禅の叡智がじわりと心に沁みわたり、進むべき道筋を照らしてくれるでしょう。
置かれた場で自己の最善を尽くし切るヒントをぜひ見つけてください。
第二講 真実の自己を確立する
第三講 主体性を持つ
第四講 生死の一大事
第五講 理想を掲げて現実を生きる