受賞のお知らせ(2024年度) - 2024.12.02
西田哲学の仏教と科学
「場所的論理の立場から、科学を考へ直す」
京都学派が触れてこなかった西田幾多郎と近代真言教学と和算、科学の影響を初めて解明。場所の論理は曼荼羅の影響を受けて生まれたことや、問題を立てて解いていくスタイルが和算から導かれることなど、今後の西田哲学研究を大きくかえる画期的論考。
第一部 真言宗智山派と西田哲学
第一章 なぜ西田研究にとって真言宗智山派が重要なのか
第二章 那須政隆の真言教学との比較
第三章 「場所」の論理と高神覚昇
第四章 「永遠の今」と「悲哀」
第五章 京都学派と智山学派
第五章補遺 野崎廣義論
第二部 「科学を考へ直す」
第六章 数学 密教から何が問えるか
第七章 物理学 西田哲学から湯川理論を導出する――中間子と素領域
第八章 経済学 働く人の哲学
第八章補遺 経済科学への批判
第一章 なぜ西田研究にとって真言宗智山派が重要なのか
第二章 那須政隆の真言教学との比較
第三章 「場所」の論理と高神覚昇
第四章 「永遠の今」と「悲哀」
第五章 京都学派と智山学派
第五章補遺 野崎廣義論
第二部 「科学を考へ直す」
第六章 数学 密教から何が問えるか
第七章 物理学 西田哲学から湯川理論を導出する――中間子と素領域
第八章 経済学 働く人の哲学
第八章補遺 経済科学への批判