新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
西田幾多郎の哲学【岩波新書 新赤版1929】
物の真実に行く道
難解とされる西田幾多郎の思想の本質は、「自覚」の哲学である。
この見地から、初期から晩期までの独自の様々な鍵概念「純粋経験」「自覚」「絶対無の場所」「絶対矛盾的自己同一」に沿って、「悪戦苦闘のドキュメント」と評された西田の思索の内的運動と展開の軌跡を明確に解読する。
西田哲学への最良の道案内。
この見地から、初期から晩期までの独自の様々な鍵概念「純粋経験」「自覚」「絶対無の場所」「絶対矛盾的自己同一」に沿って、「悪戦苦闘のドキュメント」と評された西田の思索の内的運動と展開の軌跡を明確に解読する。
西田哲学への最良の道案内。
序論 自覚の哲学としての西田哲学
1 直覚的自覚――(自己を)見る
2 意識的自覚――自己が自己を見る
3 場所的自覚――自己が自己に於て自己を見る ほか
第一章 純粋経験――真実在の世界
1 純粋経験は真正の自己である
2 マッハやジェームズの純粋経験説との異同
3 根源的統一力とは何か ほか
第二章 自覚――見るものと見られるもの
1 自覚の概念
2 事行と自覚
3 論理的体系について ほか
第三章 場所――包むものと包まれるもの
1 絶対自由意志から絶対無の場所へ
2 述語的論理主義とは何か
3 絶対無の場所 ほか
第四章 絶対無の自覚――宗教的境位
1 場所から一般者へ
2 一般者の諸体系
3 絶対無の自覚とは何か ほか
第五章 絶対矛盾的自己同一――自己の自覚から世界の自覚へ
1 弁証法的世界
2 絶対矛盾的自己同一とは何か
3 場所的弁証法 ほか
第六章 逆対応――自己と超越者
1 逆対応の論理とは何か
2 絶対矛盾的自己同一と逆対応
3 逆対応と平常底との関係 ほか
1 直覚的自覚――(自己を)見る
2 意識的自覚――自己が自己を見る
3 場所的自覚――自己が自己に於て自己を見る ほか
第一章 純粋経験――真実在の世界
1 純粋経験は真正の自己である
2 マッハやジェームズの純粋経験説との異同
3 根源的統一力とは何か ほか
第二章 自覚――見るものと見られるもの
1 自覚の概念
2 事行と自覚
3 論理的体系について ほか
第三章 場所――包むものと包まれるもの
1 絶対自由意志から絶対無の場所へ
2 述語的論理主義とは何か
3 絶対無の場所 ほか
第四章 絶対無の自覚――宗教的境位
1 場所から一般者へ
2 一般者の諸体系
3 絶対無の自覚とは何か ほか
第五章 絶対矛盾的自己同一――自己の自覚から世界の自覚へ
1 弁証法的世界
2 絶対矛盾的自己同一とは何か
3 場所的弁証法 ほか
第六章 逆対応――自己と超越者
1 逆対応の論理とは何か
2 絶対矛盾的自己同一と逆対応
3 逆対応と平常底との関係 ほか