新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
人間・西田幾多郎
未完の哲学
難解さで知られる西田哲学。
しかしその向こうには、はつらつとした、あるいは苦悩に沈む一人の人間の姿があった。
西田の著作や日記、書簡、同時代人たちの記録をはじめ、膨大な資料を繙くことで、真理を求めて歩みつづけた哲学者の素顔をいきいきと描きだす。
残された言葉の一つひとつに豊かな広がりを与える決定的評伝。
しかしその向こうには、はつらつとした、あるいは苦悩に沈む一人の人間の姿があった。
西田の著作や日記、書簡、同時代人たちの記録をはじめ、膨大な資料を繙くことで、真理を求めて歩みつづけた哲学者の素顔をいきいきと描きだす。
残された言葉の一つひとつに豊かな広がりを与える決定的評伝。
I 「されとも余甚(はなはだ)喜はす」――禅から哲学へ
第一章 「頂天立地自由人」――誕生から大学入学まで
第二章 東京大学で学ぶ
第三章 研究者への道――金沢・山口・東京
II 「私の考を論理化する端緒を得た」――「純粋経験」と「場所」
第四章 『善の研究』の誕生
第五章 京都大学の教員として
第六章 『善の研究』を超えて――思索の発展
第七章 「場所」の思想と悲哀の人生
III 「心身の軽きを覚ゆ」――「自己」から「世界」へ
第八章 「歴史」と「世界」の問題
第九章 一私人として――退職後の生活
IV 「世界がレアールになつた」――東洋と西洋のはざまで
第一〇章 時代のなかに立つ西田幾多郎
第一一章 晩年の思索
第一二章 流動する思索の終焉
第一章 「頂天立地自由人」――誕生から大学入学まで
第二章 東京大学で学ぶ
第三章 研究者への道――金沢・山口・東京
II 「私の考を論理化する端緒を得た」――「純粋経験」と「場所」
第四章 『善の研究』の誕生
第五章 京都大学の教員として
第六章 『善の研究』を超えて――思索の発展
第七章 「場所」の思想と悲哀の人生
III 「心身の軽きを覚ゆ」――「自己」から「世界」へ
第八章 「歴史」と「世界」の問題
第九章 一私人として――退職後の生活
IV 「世界がレアールになつた」――東洋と西洋のはざまで
第一〇章 時代のなかに立つ西田幾多郎
第一一章 晩年の思索
第一二章 流動する思索の終焉