道教思想10講

著者 神塚 淑子
出版社 岩波書店
ジャンル 哲学・思想 > 宗教総論
シリーズ 岩波新書 新赤版
出版年月日 2020/09/18
ISBN 9784004318484
判型・ページ数 新書・237ページ
定価 本体860円+税
在庫 在庫あり
老子の「道」の思想を起点に、古代神仙思想、後漢末の太平道と五斗米道、六朝知識人の修養法など、さまざまな思想・運動をとりこみながら形成された道教。
その哲学と教理を、「気」の生命観、宇宙論、救済思想、倫理・社会思想、仏教との関わり、日本への影響などの論点からとらえる。
丁寧なテキスト読解に基づく総合的入門書。
第1講 道教の始まりと展開
第2講 「道」の思想――通奏低音としての『老子』
第3講 生命観――気、こころ、からだ
第4講 宇宙論――目に見える世界を超えて
第5講 神格と救済思想――自己救済から他者救済へ
第6講 修養論――内丹への道
第7講 倫理と社会思想――政治哲学としての道教
第8講 道教と仏教――三教並存社会のなかで
第9講 道教と文学・芸術
第10講 道教と日本文化

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