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書くこと【河出文庫せ5-3】

出家する前のわたし　初期自選エッセイ

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著者	瀬戸内寂聴著
出版社	河出書房新社
ジャンル	文学・随筆入門・お経・実用 > 仏教入門、教養、法話
シリーズ	河出文庫
出版年月日	2022/08/20
ISBN	9784309419091
判型・ページ数	文庫・283ページ
定価	本体860円＋税
在庫	在庫あり

この本の内容

いつまでつづくかわからないこの道を、私はたどりつづけ、歩いてゆく…
処女作のころから作家として立つまでの文壇との闘い、小説を書くことの苦しみと喜び、作家同士の交流から生まれた新しい発見。
愛と文学に生きる場所を求め、書きながら迷いの渦から泳ぎのがれ、書きながら生きることの真実を見出した、人生の軌跡！

Ⅰ
処女作のころ
私の小説作法
女流作家になる条件
一期一会
蔵の中
「才能の山」について
本とつきあう方法
読むこと
極楽トンボの記―私小説と私
なぜ性を書くのか
解放されない性のために
瑞々しく匂う文章を
自分への問い
偽紫式部日記
わが文学の揺籃期

Ⅱ
河野多恵子の執念
押しかけ客
一つ屋根の下の文豪
コレットへの憧れ
デュラスの魅力
テレーズ・デケイルウ
森田たまさんのこと
武田秘伝伝授
平林さんの草履
ある歳月
人と小説の間
真砂町の先生

Ⅲ
貝殻の歌
きものに描く夢
ゆかた
櫛
日本のいろ
黒い顔
華やかなる死―桐竹紋十郎師を偲んで