ラジオと戦争

放送人たちの「報国」

著者 大森 淳郎
出版社 NHK出版
ジャンル 歴史・資料
歴史・資料 > 資料
出版年月日 2023/06/25
ISBN 9784140819401
判型・ページ数 4-6・573ページ
定価 本体3,600円+税
在庫 在庫あり
1925 年に登場し、瞬く間に時代の寵児となったラジオ。そのラジオ放送に携わった人々は、ラジオの成長と軌を一にするかのように拡大した「戦争」をどう捉え、どう報じたのか、あるいは報じなかったのか。また、どう自らを鼓舞し、あるいは納得させてきたのか。そして敗戦後はどう変わり、あるいは変わらなかったのか――。
上記をテーマに、NHK放送文化研究所の月刊誌「放送研究と調査」は、2017 年8 月号~21 年12 月号で、5 年にわたり「戦争とラジオ」を掲載した。その連載を単行本化したものが本書である。筆者の大森淳郎はNHKのドキュメンタリー番組のディレクターとして、戦争中のラジオについても長年取材を続けたのち、2016年~22年12月まで同研究所の特任研究員を務めた。

本書では、記者・ディレクター・アナウンサー…といった「放送人」たちが遺した証言と記録、NHKにある稀少な音源・資料などを渉猟し、丁寧にたどり、検証しながら、自省と内省の視点を欠くことなく多面的に「戦争とラジオ」の関係を追う。
ひいては、非常時において、メディアに携わる者がどのように思考・模索し、振る舞うべきなのかをも照射したノンフィクション。

第1章:国策的効果をさらにあげよ ー検証・戦時下ラジオニュース
第2章:前線と銃後を結べ ー戦時録音放送を聴く
第3章:踏みにじられた声 ー戦時ラジオ放送への道
第4章:日本放送協会教養部・インテリたちの蹉跌 ー講演放送・学校放送は何を伝えたのか
第5章:慰安と指導 ー放送人・奥屋熊郎の闘い
第6章:国策の「宣伝者」として ーアナウンサーたちの戦争
第7章:敗戦への道 ー「負け戦」はどう伝えられたのか
第8章:敗戦とラジオ ー何が変わらなかったのか
あとがき

SHOPPING ご注文

3,600円+税

ネット書店で購入

SHARE シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加

おすすめ書籍

  • 文庫5周年特設サイト

  • 仏教書販売研究会

  • 歴史書懇話会

  • 浄土真宗の法話案内

  • bookcover

  • mokoroku

  • detabase

  • バーゲンブック

  • 仏教のすすめ

  • Kinoden

  • Maruzen eBook Library

  • 寺院コム

お知らせ

もっと見る

NEWS

新聞掲載広告(2024年9月~) - 2025.10.18

NEWS

話題の本【書評】(2024年9月~) - 2025.10.16

NEWS

受賞のお知らせ(2025年度) - 2025.10.14

書店向け

新刊チラシ(2025年刊行分) - 2025.10.14

NEWS

◆『原典訳 マハーバーラタ』定期購読のお知らせ - 2025.10.07

重版

重版情報(2020年4月~) - 2025.10.01

NEWS

大学・公共図書館の皆様へ 機関用電子書籍の御案内 - 2025.10.01

ランキング

2025年9月書店売上 - 2025.10.01

書店より

法藏館書店 10月の営業日 - 2025.10.01

NEWS

法藏館書店ニュース - 2025.09.26

正誤

正誤表 - 2025.09.10

書店向け

『比叡山延暦寺僧墓総覧 全3巻』チラシを作成しました。 - 2025.09.02

書店より

■棚卸による出荷一時停止のおしらせ■ - 2025.08.18

書店より

■お盆休みのお知らせ■ - 2025.08.01

書店より

電話受付時間変更のお知らせ - 2025.07.24

NEWS

2026年 ほのぼのカレンダーご予約受付中! - 2025.06.16

書店より

■棚卸による出荷一時停止のおしらせ■ - 2025.02.28

書店より

■年末年始休みのお知らせ■ - 2024.12.25

書店向け

法蔵館文庫創刊5周年フェアの御案内 - 2024.11.14

書店向け

新刊チラシ(2024年刊行分) - 2024.11.07

イベント

バーゲンブックの御案内【法蔵館書店】 - 2023.12.06

書店より

■ご注文方法とお支払いについて - 2023.01.30