世界哲学史 別巻【ちくま新書1534】

未来をひらく

著者 伊藤 邦武 責任編集
山内 志朗 責任編集
中島 隆博 責任編集
納富 信留 責任編集
出版社 筑摩書房
ジャンル 哲学・思想 > 宗教総論
シリーズ ちくま新書
出版年月日 2020/12/10
ISBN 9784480073648
判型・ページ数 新書・396ページ
定価 本体1,150円+税
在庫 在庫あり
『世界哲学史』全八巻では、古代から現代までの哲学史を総勢102名の知を結集して叙述してきた。
それを踏まえてこの別巻では、まず編集委員が全8巻で明らかになった論点を検証し、論じ尽くされていない課題を明らかにする。
さらに追究すべき非西洋の哲学や、宗教思想と哲学の間の問題、西洋哲学自体で見過ごされてきた論点などの残された課題を、編集委員と十三人の専門研究者で考察していく。
哲学の未来に向けての課題を幅広く論じる。『世界哲学史』のシリーズ総決算。
1 世界哲学の過去・現在・未来
 第1章 これからの哲学に向けて―『世界哲学史』全八巻を振り返る
 第2章 辺境から見た世界哲学
 第3章 世界哲学としての日本哲学
 第4章 世界哲学のスタイルと実践

2 世界哲学史のさらなる論点
 第1章 デカルト『情念論』の射程
 第2章 中国哲学情報のヨーロッパへの流入
 第3章 シモーヌ・ヴェイユと鈴木大拙
 第4章 インドの論理学
 第5章 イスラームの言語哲学
 第6章 道元の哲学
 第7章 ロシアの現代哲学
 第8章 イタリアの現代哲学
 第9章 現代のユダヤ哲学
 第10章 ナチスの農業思想
 第11章 ポスト世俗化の哲学
 第12章 モンゴルの仏教とシャーマニズム
 第13章 正義論の哲学

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