2025年3月書店売上 - 2025.04.01
リベラル国家と宗教
世俗主義と翻訳について
近代リベラル国家の原理とされる宗教と政治の分離。
しかし、それは本当に可能なのか。
著者は、宗教と世俗の根源的で複雑な絡み合いに目を凝らし、「翻訳」概念を導きの糸としてその関係を解きほぐしていく。
平等概念の再考、宗教的言説の翻訳可能性と不可能性の意味、国民国家の問い直しなどをめぐって、宗教学のみならず政治学、哲学、人類学など多様な知を横断し、深き射程が示される、碩学の到達点。
しかし、それは本当に可能なのか。
著者は、宗教と世俗の根源的で複雑な絡み合いに目を凝らし、「翻訳」概念を導きの糸としてその関係を解きほぐしていく。
平等概念の再考、宗教的言説の翻訳可能性と不可能性の意味、国民国家の問い直しなどをめぐって、宗教学のみならず政治学、哲学、人類学など多様な知を横断し、深き射程が示される、碩学の到達点。
序論
第一章 世俗的平等と宗教的言語
第二章 翻訳と感覚ある身体
第三章 仮面・安全・数の言語
エピローグ
第一章 世俗的平等と宗教的言語
第二章 翻訳と感覚ある身体
第三章 仮面・安全・数の言語
エピローグ