生老病死

著者 山折 哲雄
出版社 KADOKAWA
ジャンル 入門・お経・実用 > 生・死、福祉・医療
出版年月日 2021/05/19
ISBN 9784044006549
判型・ページ数 4-6・245ページ
定価 本体1,400円+税
在庫 品切れ・重版未定

昼寝三昧、妄想三昧、執筆三昧。 碩学がつむぐ円熟のエッセイ!


超少子高齢化がすすみ、新奇なモラルや価値観がひろがるデジタル社会。そんな文明の十字路に、突如として得体の知れない新型コロナの禍が襲ってきた。
私たちはどこへ向かうのか。いま見直すべき「日本」とは何なのか。
谷崎潤一郎、正岡子規、柳田國男、西田幾多郎、鈴木大拙からハイデガー、レヴィ=ストロース、カズオ・イシグロ等まで、先達の思想と足跡に解決の糸口をさぐる。
生き恥をさらすか、晩節を汚すか――日本を代表する宗教研究者が、みずからの心身に向き合いつつ、「その時」へと向かう日々のなかで綴る、円熟のエッセイ。
絶筆さえ予感させる驚きをもって結ばれた好評新聞連載、待望の書籍化!

息をのむ 日野原さんの天晴れ
二つの散り際 私の中の違和感 ほか


先祖への敬愛が生んだリズム
死んで葬られる地上のカミガミ ほか


ハートでもスピリットでもなく
「こころ」と「心」二つの大河の流れ ほか


水の流れと化す 美しい動き
羽生選手 マイケル そして能 ほか


妥協を許さない二つの美意識
信仰に映る国際性と自己凝視 ほか


「安楽死」による最期に思う
先祖たちがつみあげてきたこと ほか

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