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『四十二章経』と『仏遺教経』

釈迦牟尼世尊・最初と最後の教え

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著者	高橋尚夫編著
出版社	ノンブル社
ジャンル	入門・お経・実用 > お経（入門） > その他
出版年月日	2021/04/14
ISBN	9784866440262
判型・ページ数	A5・333ページ
定価	本体3,600円＋税
在庫	在庫あり

この本の内容

『四十二章経』は、中国において仏教に初めて接した人々が、生きる指針とした身近な教えがまとめられた仏教入門の書である。
牒文に明本を用いそのチベット訳と守遂本の和訳を掲載し、宋の眞宗皇帝による註釈書も併せて紹介する。
『仏遺教経』は、お釈迦さまが涅槃に臨んで弟子たちに残した遺言の教え。
智旭の註釈書を紹介し、本経の和訳に加え、『仏所行讚』とそのチベット訳の和訳も掲載する。
各章に付された訳註も充実。
巻末に『四十二章経』『仏遺教経』のチベット訳テキストを収載。

口絵：松井公士郎画伯による銅版画。

第一部　最初の教え『四十二章経』　
　序分
　第一章　出家沙門（一　出家証果章）
　第二章　達理崇最（二　達理崇道章）
　第三章　樹下一宿（三　割愛取足章）
　第四章　十善十悪（四　転悪成善章）
　第五章　改過（五　改過滅罪章）　ほか

第二部　最後の教え『仏遺教経』　
　仏遺教経解　
　題目
　　一、正しく題を釈す　
　　二、訳人を出す　
　入文
　　一、序分　
　　二、正宗分　
　　　〔一〕共世間の法要を明かす　
　　　〔二〕世間に共せざるの法要を明かす（出世間大人の功徳）　
　　三、流通分　
　　　一　勤修流通
　　　二　証決流通
　　　三　断疑流通
　　　四　嘱付流通

付・チベット訳『四十二章経』および『仏所行讃』　