戦争の時代【近代日本宗教史4】

昭和初期~敗戦

著者 島薗 進
末木 文美士
大谷 栄一
西村 明
出版社 春秋社
ジャンル 哲学・思想 > 宗教総論
シリーズ 近代日本宗教史
出版年月日 2021/05/20
ISBN 9784393299647
判型・ページ数 A5・265ページ
定価 本体3,300円+税
在庫 お取り寄せ
近代日本宗教史第四巻では第一次世界大戦での戦勝により勢いに乗るも、世界恐慌で行き詰まり、帝国主義政策によって打開を目指す戦争と植民地支配の時代の宗教現象を扱う。
この時代、日本は植民地を支配する帝国であり、それら植民地に対して宗教政策を行っている。
帝国日本の宗教政策とはどのようなものだったのだろうか。
また、国内では総力戦に備えて国家への協力が求められ、統制も厳しく行われた。
当時の宗教団体の戦争への態度はどのようなものだったのか。
また「日本主義」と言えるような当時の思想風潮のなかで思想家たちはどのようなことを考えていたのだろう。
これらの論点を本論で扱い、コラムでは当時のトピックを興味深く論じる。
第一章 総論 ――総力戦体制下の新たな宗教性と宗教集団 島薗 進
第二章 思想と宗教の統制 植村和秀
第三章 植民地における宗教政策と国家神道・日本仏教 川瀬貴也
第四章 戦争協力と抵抗 大谷栄一
第五章 昭和初期の新宗教とナショナリズム 對馬路人
第六章 戦争・哲学・信仰 藤田正勝
第七章 超国家主義と宗教 藤田大誠
第八章 戦時下の生活と宗教 坂井久能
 

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