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宮城顗選集1　論集

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著者	宮城顗選集刊行会編
出版社	法藏館
ジャンル	日本仏教 > 真宗系
シリーズ	著作集・全集 > 宮城顗選集
出版年月日	2010/11/21
ISBN	9784831834201
判型・ページ数	A5・482ページ
定価	本体7,000円＋税
在庫	在庫あり

刊行の辞

浩々洞

　第一章　その歴史
　　一、精神主義時代
　　二、恩寵主義時代
　　三、その衰滅まで
　第二章　その背景
　　一、宗教法案をめぐって
　　二、新仏教の建設
　　三、旧仏教の純化
　　四、社会への目覚め
　　五、日露戦争に際して
　　六、内村の日曜学校
　第三章　その意義
　　一、清沢満之の消極主義
　　二、極限において自己を問う
　　三、時代を超えて生きる清沢満之の精神

源信
　一、『往生要集』の成立
　　略伝
　　『要集』の意図
　　『要集』の構成
　二、厭欣の心
　　我はこれ故仏
　　横川隠棲
　　厭欣の心
　三、誠の心
　　止観の行
　　念仏為本
　　聖衆来迎
　　浄心念仏
　　極楽依正
　　信を以て首とす
　四、広開一代教
　　常に我身を照らす
　　広開の心

曇鸞―『論註』『讃阿弥陀仏偈』を中心にして
　一、はじめに
　二、その生涯
　　誕生
　　いまだ志学ならず
　　神仙の術
　　焚焼仙経帰楽邦
　　浄業さかりにすすめつつ
　三、その著者
　　著作通覧
　四、浄土論註
　　仏道発見の歓喜
　　三経一論
　　時の自覚
　　大乗菩薩の論
　　本願他力の道

無上の世界

　無上の世界
　　一、はじめに
　　二、無上尊
　　三、無上心
　　四、無上涅槃
　哀れなるかな、?忽の間に
　　一、「?忽の間」とは
　　二、仏法に身をひたす
　　三、不気味な意識操作
　　四、習俗への問いかけ

『教化研究』掲載論文
　読誦大乗
　大教院をめぐって　宗門の土壌
　宗教家とは何か　智慧に生きる者
　心中の背景にあるもの　近松の作品をとおして
　愚痴・通請・別選
　師子身中の虫

『九州大谷研究紀要』掲載論文
　等活地獄考　岩本泰波著「無明の深坑」批判
　胎生の世界
　想地獄考
　「時機純熟」考
　真実の教　主観性の克服

『大地塾報』掲載論文
　願っていること
　なにごとのおわしますか
　等活ということ
　良源をめぐる三人　増賀・性空・源信
　親鸞聖人の帰京について
　「歎異と改邪」を承けて
　「一人」に凝視されている者として　『歎異抄』添え文の意味するもの
　新たなる出発を期して
　大地自然の鼓動
　日常性のなかで
　建言我一心

収載論文初出・所収一覧
あとがき