宮城顗選集9 本願文聞記 Ⅱ

第十一願~第二十二願収載論文講演・初出一覧あとがき

著者 宮城顗選集刊行会
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
シリーズ 著作集・全集 > 宮城顗選集
出版年月日 2012/12/20
ISBN 9784831834287
判型・ページ数 A5・387ページ
定価 本体7,000円+税
在庫 在庫あり
第十一願~第二十二願収載論文講演・初出一覧あとがき
本願文聞記Ⅱ
第十一願 必死滅度の願
 第十一願本文
 一、本願の峰
 二、衆生の苦悩と仏の願心の交渉
 三、分水嶺の願
 四、二つの世界を生きる心
 五、正定聚に住するがゆえに、必ず滅度に至る
 六、沈滞を破り、場を開く

第十二願 光明無量の願
 第十二願本文
 一、個人性を破るもの
 二、個それ自身の中に公を見る
 三、光明を我が身にかぶる
 四、我が身の事実に頭がさがる
 五、諸仏を発見する

第十三願 寿命無量の願
 第十三願本文
 一、願いを生きるいのち
 二、生命といのちの違い
 三、永遠の存在としての寿
 四、相互作用においてあるいのち
 五、広がりと深さを持ついのち
 六、賜ったいのちに目覚める
 七、願いに生きる身に
 八、寿命無量の願い

第十四願 声聞無数の願
 第十四願本文
 一、十方の衆生
 二、仏法にもっとも遠い声聞
 三、求道の基本としての声聞が抱える問題
 四、仏法最も不可思議なり
 五、無明とは答えを持っている愚かさ
 六、心得たと思うは、心得ぬなり
 七、無明業障のおそろいきやまい
 八、利他円満の妙果

第十五願 眷属長寿の願
 第十五願本文
 一、仏法の眷属としての歩み
 二、本有の願
 三、眷属長寿の願
 四、その世から生まれ、その世界を荘厳するもの
 五、主荘厳と伴荘厳
 六、不二、一つになれないことを悲嘆する心
 七、悲歎すべき私を照らし出す
 八、煩悩に寄り添う弥陀の浄土
 九、眷属長寿の願の意義

第十六願 無諸不善の願
 第十六願本文
 一、人間の事実に返る
 二、名の持つ二つのはたらき
 三、「名のり」と「名づけ」
 四、不善によって問いかけられていること
 五、名の不善なるはたらき

第十七願 諸仏称名の願
 第十七願本文
 一、大行としての念仏
 二、行という言葉の三つの意味
 三、大行は浄土の行
 四、自信と信心
 五、開かれてくる念仏者の世界
 六、第十七願には二つの読み方がある
 七、宗教感覚の変化
 八、一神教の世界と仏教の持つ普遍性
 九、四門出遊の説話の意味
 十、念仏の法によって開かれてくる世界
 十一、第十七願は「方便の御誓願」
 十二、名をもって法を成就する
 十三、相向かいあう第十七願と第三十七願
 十四、世間の持つ三つの問題
 十五、我等は生死を並有するもの
 十六、人天、人民そして十方衆生

第十八願 至心信楽の願
 第十八願本文
 一、王本願の所以
 二、凡夫の事実に立ち返らせる願心
 三、宗教心の吟味としての三願転入
 四、信心の問題性
 五、願心の歩みとしての三願の展開
 六、至心・信楽・欲生
 七、親鸞聖人が歩まれた道
 八、動と静
 九、いのちは感動と喜びを求めている
 十、信心定まるとき往生定まる
 十一、信楽 信心はいのちの歓喜
 十二、欲生 ささやきのごとき叫び・響き
 十三、正覚の大音、響き十方に流る
 十四、沈黙の説法
 十五、心を回向する
 十六、唯除の文
 十七、五逆と謗法
 十八、自分を歩ませてくれているもの
 十九、願成就

第十九願 修諸功徳の願・第二十願 植諸徳本の願
 第十九願本文
 第二十願本文
 一、人間の事実に寄り添う本願
 二、丸々人間の叫び
 三、本誓を満足するに十劫を歴たり
 四、自力の執心の無底性
 五、仏道における善とはなにか
 六、難行道の問題
 七、十方衆生という呼びかけ
 八、今生きてあるというその事実
 九、真宗の骨組みとしての八願
 十、各発と共発
 十一、日常の意識と宗教心
 十二、後を追う仏道と促されてくる仏道

第二十一願 三十二相の願
 第二十一願本文
 一、身の事実と信心
 二、精神の傲慢を破る
 三、死人と死者
 四、提婆に欠けていたもの
 五、具三十二相の意義

第二十二願 還相回向の願
 第二十二願本文
 一、娑婆、忍土は釈尊の浄土
 二、他方の異質な他者との出会い
 三、一生補処は仏を求める道を確保する
 四、仏がすぎ去られたとき、新しい仏が生まれる
 五、安心・起行・作業の歩み
 六、浄土を後にして願に生きよと除かれる
 七、遊とは諸仏の国に自らの偏頗性を聞く
 八、神の側に立つ宗教と悲歎すべき慙愧の信心
 九、供養は諸仏の歴史への感動と感謝
 十、還相は救うものとして生み出される救い
 十一、大行とは法が人のうえに行じた歴史
 十二、三国七祖の伝統としての行
 十三、諸仏の歴史に目覚めた心が信
 十四、自らが仏陀であることの意味

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