宮城顗選集5 講演集 I

著者 宮城顗選集刊行会
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
シリーズ 著作集・全集 > 宮城顗選集
出版年月日 2012/08/30
ISBN 9784831834249
判型・ページ数 A5・459ページ
定価 本体7,000円+税
在庫 在庫あり
講演集

同朋会運動の源流
 一、「同朋」とはなにか
 二、二十九種荘厳の意味
 三、衆生は不正不滅の義
 四、いのちの公性
 五、いのちの深さへの目覚め
 六、歎異の精神
 七、同一念仏の道を歩む

真宗の本尊
 一、本尊とはほんとうに尊いこと
 二、お迎えくすべ
 三、立ち姿のご本尊
 四、南無とは帰命
 五、名に託された願い
 六、いのちの世界からの呼びかけ

往生一定
 一、「往生」という言葉
 二、「また今度」はない
 三、一生は尽くとも希望は尽きず
 四、後生の一大事
 五、前念命終 後念即生
 六、捨てられる大きな世界
 七、大地をいただく身になる
 八、いのちの繁栄と欲望の繁栄
 九、往生はかぎりない歩み
 十、天上界の苦
 十一、火?のたとえ
 十二、願心に生きる身になる
 十三、胎宮往生と真実報土
 十四、瞋忍の殊なし
 十五、本願に生きる身をたまわる
 十六、すべてが往生という歩みに

現代における真宗の学び
 一、相い和する場
 二、進歩という概念を問い直す
 三、ただ縁に遇うに異有る
 四、無意味で単一な大量死
 五、救いを絶えず問い続ける
 六、敬いて一切往生人等に白さく
 七、「無慙愧」は名づけて「人」とせず
 八、赤表紙と新聞の間
 
国家と宗教
 一、棄てられた国家、願われた国土
 二、国家とは
 三、国家における宗教の位置
 四、名づけるということ
 五、国土建立
 六、平和・平等・帰依処
 七、法蔵魂
 八、浄土

真宗教団の基盤を問い直す
 一、現代と宗教を問う
 二、仲間社会を超えられない
 三、家の宗教から個の自覚の宗教へ
 四、ポスト・モダン教学の問題点
 五、民族を超える教え
 六、日本を普遍とすることの危険性

慰霊と真宗
 一、無化しつつある戦争体験
 二、自分の思いを大事にする時代
 三、異界幻想を生きる若者たち
 四、霊能者の世界
 五、日本人の冥界心情と慰霊
 六、いのちの事実は感動を求める
 七、父母の孝養のためとて念仏申さず
 八、一切の事情は皆父母兄弟なり
 九、「倒木更新」という言葉
 十、ただごとでない私のいのち
 十一、「一枯一栄」ということ
 十二、知恩報徳の歩み
 
仏法領に生きよ
 一、仏法領とは
 二、正義に立つ
 三、今を生きていない現代人
 四、いつも過去か未来で生きている
 五、そのうち、そのうち
 六、「そのかごを水につけよ」
 七、二重底の人間の心
 八、生活の中に聞く仏法

光を蒙る
 一、光沢かぶらぬものぞなき
 二、憂悩なき処を説きたまえ
 三、さわりがあるから自由になれる
 四、空回りしている若者
 五、一切の有碍にさわりなし
 六、光雲無碍如虚空
 七、三種の親
 八、身構えない出会い
 九、かぎりない出会いをたまわる
 十、ひとたび光照かぶるもの
 十一、慙愧あるがゆえに
 十二、月愛三昧の無私の慈悲
 十三、諸善の中の王である月愛三昧
 十四、ほんとうのご利益
 十五、生きる意欲を呼び覚ますもの
 十六、光を蒙る利益

ヒューマニズムと私と親鸞
 一、ヒューマニズムという言葉の歴史
 二、人間中心という意味の変容
 三、人間に勦りの心を持つということ
 四、脳死と臓器移植の抱える問題
 五、移植医療と死に行く人の人権
 六、時々刻々に生きている死
 七、温度が零度の認識の方法
 八、東洋医学と西洋医学
 九、ただ感じ取るもの
 十、人間を志願的存在と見る
 十一、救われるということ
 十二、般若と方便
 十三、静、動を廃せざることは方便の力なり
 十四、果を通してその因をいただく
 十五、「化身土巻」における批判の意義
 十六、業存在としての人間
 十七、宿業の自覚とは

愚者になりて
 一、「愚者になりて」という教え
 二、基本感情の欠落
 三、ヒューマニズム
 四、不可侵・不可被侵
 五、ぬくもりを失っていく社会
 六、誰にもせかされずに
 七、老いに入る
 八、いのちの対象化
 九、泳がずとも、魚か
 十、愚者とは全存在をかけた抵抗
 十一、宿業存在
 十二、いのちの事実に目覚める
 十三、さわりあるところに自由がある
 十四、志願をたずねる

この国の現実にあって、我ら法蔵の願心を聞かん
 一、個と公
 二、無三悪趣の願
 三、地獄
 四、餓鬼
 五、畜生
 六、問われる個
 七、外なる公
 八、公とは
 九、吹きこまれてきた公
 十、存在の本質に見る公
 十一、群萌、覆われてあるもの
 十二、主観性を破るもの
 十三、法蔵という名
 十四、真土
 十五、願の成就
 
共なる命
 一、つながりを求める人間
 二、『勝鬘経』の教え
 三、ネット心中
 四、納得できないことはしたくない
 五、無条件に受けいれられたいのち
 六、死なない人生は幸せか
 七、いのちの本来に返る

非僧非俗の精神
 一、俗は生き方を制限されているもの
 二、僧も俗に組みこまれていた
 三、「人間とはなんぞや」という問いかけ
 四、迷う心に促される
 五、道意があればこそ
 六、立ちながら即ち行く
 七、念仏は「念念仏」

真宗におけるいのちの尊厳
 一、人間の心が失われていく
 二、全身的なふれあい
 三、他人は風景のようなもの
 四、どこが死にたいと思っているの
 五、頭だけの世界に生きている
 六、無明業障のおそろしき病
 七、人間としての感覚を育てる
 八、浄土は感覚の世界
 九、自然の道理
 十、いのちの温もり、いのちの輝き

阿弥陀如来一仏に帰命し
 一、阿弥陀如来という名
 二、如来と如去
 三、ひかり限りなく、いのち限りなく
 四、一番好きなもの
 五、一生懸命の結果
 六、もう一つの眼で見渡してみれば
 七、「光明無量」のはたらき
 八、無量のいのちとは
 九、分別を超えたいのち
 十、なぜ「一仏」なのか
 十一、すでにして悲願います
 十二、呼びかけ、立ちあがっておられる仏

汝、起ちて更に衣服を整うべし
 一、汝、起ちて
 二、出山の釈尊
 三、身の事実を通して
 四、聖人の言葉に安住する
 五、人間の愚かさとは
 六、疑謗を縁として
 七、更に衣服を整え

収載論文講演・初出一覧
あとがき

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