宮城顗選集15 浄土文類聚鈔聞記 Ⅱ

26歳のときの書き下ろし論文「浩々洞」から、病床に伏される直前の講演まで、48年間に亘る講義等から精選された待望の選集。

著者 宮城顗選集刊行会
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
シリーズ 著作集・全集 > 宮城顗選集
出版年月日 2013/07/20
ISBN 9784831834348
判型・ページ数 A5・542ページ
定価 本体7,000円+税
在庫 在庫あり
26歳のときの書き下ろし論文「浩々洞」から、病床に伏される直前の講演まで、48年間に亘る講義等から精選された待望の選集。
『浄土文類聚鈔』聞記Ⅱ

一、「浄信」と言うは、すなわち利他深広の信心なり
 一、「浄信」と言うは
 二、信心は凡夫自力の迷心にあらず
 三、利他深広の信心なり
 四、観念性を破っていく道
 五、第十八願の五つの願名
 六、薄地の凡夫
 七、日域は大乗相応の地
 八、浄信獲がたく、極果証しがたきなり
 九、疑網に纒縛せらるるに由るがゆえなり
 十、いまし如来の加威力に由るがゆえに
 十一、如来加威力のうながし
 十二、真実の浄信を獲れば、大慶喜心を得るなり

二、『経』(大経)に言わく
 一、『無量寿経』からの引文
 二、智慧明らかに達し
 三、事実を事実として耐え忍ぶ勇気
 四、功徳殊勝なることを得
 五、『如来会』からの引文
 六、大威徳の者
 七、広大勝解の者
 八、三種の善調御
 九、四つの信心の徳
 十、長生不死の妙術
 十一、威徳広大の浄信
 十二、阿弥陀如来の清浄願心の回向成就
 十三、法蔵菩薩の願心の広大さ
 十四、因なくして他の因のあるにはあらざるなり

三、「証」と言うは、すなわち利他の妙果なり
 一、利他円満の妙果
 二、第十一願の三つの願名
 三、大涅槃を証する
 四、無明業障のおそろしき病
 五、無明業障のやまいに気づかせる慙愧
 六、清浄真実・至極畢竟の無生なり
 七、信心を彰して能入とす
 八、無仏の世に生まれた罪
 九、智に依りて識に依らざるべし
 十、正定の聚に住す
 十一、住正定聚は現益か当益か
 十二、自然虚無の身・無極の体
 十三、二仏の神力、また斉等なるべし
 十四、顔貌端正にして世に超えて希有なり
 十五、自然虚無の身
 十六、五種の不可思議
 十七、願力自然
 十八、虚無の身
 十九、必ず超絶して去つることを得て
 二十、必得超絶去、往生安養国
 二十一、阿難、座より起ちて
 二十二、汝、起ちて更に衣服を整え
 二十三、三毒五悪段の意義
 二十四、横截五悪趣

四、聖言、明らかに知りぬ
 一、聖言、明らかに知りぬ
 二、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教
 三、浄土教徒の信仰告白
 四、真・仮・偽という考えの大切さ
 五、和らかなるをもって貴しとし
 六、「証巻」の文との重なり
 七、「文類」「集」という著作の意味
 八、ただ浄土の一門ありて通入すべき路なり
 九、傲慢不遜な精神
 十、大乗正定の聚に住せん
 十一、一如の転釈
 十二、滅度の体・相・用
 十三、利他教化地の果
 十四、この身すなわちこれ無為法身
 十五、畢竟平等の身
 十六、所求に称うて、情願を満足せしむ
 十七、還相を含む涅槃
 十八、法性のみやこへかえる
 十九、普賢の徳
 二十、清浄願心の回向成就
 二十一、「聖言、明らかに知りぬ」という姿勢
 二十二、利他教化という歩みの完成
 二十三、平等身
 二十四、「人民」と「世人」
 二十五、未来の衆生と共に歩む

五、二に「還相回向」と言うは
 一、往相・還相の二相
 二、「共に」という世界を開く二回向
 三、還相の正しい理解
 四、方便の意義
 五、普賢の徳に遵うて群生を悲引す
 六、二に「還相回向」と言うは
 七、第二十二願の願成就の文
 八、かの国の菩薩
 九、凡数の摂にあらず
 十、度脱せんと欲わんをば除かん
 十一、聖言、明らかに知んぬ
 十二、煩悩の稠林に入って
 十三、普賢の徳を成就する

六、ここをもって、浄土縁熟して、調達、闍王、逆害を興ず
 一、教興の意をあかす
 二、聖道・浄土の二門判
 三、約時被機
 四、調達、闍王、逆害を興ず
 五、浄土縁熟して
 六、絶望以上の現実というものがある
 七、いのちの事実を受けいれる
 八、濁世の機を憫んで
 九、釈迦、韋提をして安養を選ばしめたまえり
 十、彼を思い、静かに此を念う
 十一、弥陀・釈迦、深く素懐を顕せり
 十二、広大無碍の浄信
 十三、イスラム教の信仰
 十四、清浄心
 十五、楽に三種あり
 十六、欲望愛悦の心、歓喜賀慶の心
 十七、歩み続ける心が清浄心
 十八、雑染堪忍の群生
 十九、他利・利他の深義を弘宣せり
 二十、聖権の化益
 二十一、ひとえに一切凡愚を利せんがためなり
 二十二、六師外道の教説
 二十三、逆悪闡提を引せんと欲してなり

七、いま庶わくは道俗等
 一、大悲の願船
 二、心昏くして識寡なきもの
 三、悪重く障多きもの
 四、深くこの信を祟めよ
 五、ああ、弘誓の強縁
 六、いし・かわら・つぶてのごとくなるわれら
 七、遇信心を獲ば遠く宿縁を慶べ
 八、「就人立信」と「就行立信」
 九、諸天人民、我が名字を聞きて
 十、このたび疑網に覆蔽せられば
 十一、悪無碍の観念に陥る
 十二、超捷易往の教勅
 十三、真理と教勅、真言と正法
 十四、愚鈍往き易き捷径なり
 十五、聞思して遅慮することなかれ
 十六、心を弘誓の仏地に樹て

八、これに因って、曇鸞菩薩の『註論』を披閲するに
 一、偈前の文
 二、曇鸞菩薩の『註論』といわれる意味
 三、『註論』を披閲するに
 四、それ菩薩は仏に帰す
 五、動静己にあらず、出没必ず由あるがごとし
 六、『念仏正信偈』という題名の意味
 七、念仏と正信の関係
 八、一念滅罪の異義
 九、現実の姿を説く三毒五悪段
 十、五十億劫の生死の罪を除く
 十一、有碍にさわりなし
 十二、信をはなたれたる行もなし
 十三、念仏、それが私の正信です

あとがき

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